先日はスクールの説明会を開催させていただき、
ライターさん、動画制作をされている方などに
ご参加をいただきました。

どなたもすでにご自身の「強み」を持たれており、ビジネスをされています。
ですが、以前から「デザイン」に興味をお持ちで、
よりご自身の商品・サービスのクオリティを上げられたいとのことでご参加をいただきました。

ライターさんの場合は、お客さんにライティングを納品するだけであれば、
+デザインが扱えればより具体的なイメージや提案をお客さまに提供することが可能です。

例えば、
初めてお取り引きする企業から
通販商品のWebページのライティング依頼がきたとします。

【①ライティング作成→②ライティング原稿内に画像の指定→③納品】
上記が一般的な納品までの流れでしょうか。

これが「デザインや提案力」をプラスすることで、
【①ライティング作成→②ライティング原稿内に画像の指定→③指定した画像の作成→④納品】
さらには、ヘッダー領域のイメージデザインを作ってしまう。など。

そしてお客様には
・「こんなイメージでページ(画像)も作成しておきました」
・「原稿以外にバナー画像素材を作っておきました」
という提案が可能になります。

ここで大事なのは、お客様はあなたにライティングを依頼し、
「ライティングが納品される」と思っていることです。

ビジネス上ではお客様の期待を良い意味で裏切ることに、
信頼やインパクト、さらにはリピートが生まれるきっかけが存在します。

「ライティングが納品される」という結果を、
「ライティングとデザイン素材の納品がされた」というインパクトに変えられるのです。

他にも、デザイン素材を作らずとも、ライティング制作の次の工程は大体がデザイン制作の工程です。
であるならば、デザイナーさんにとって制作のしやすい「配慮」を
ライター側から提案してあげることもとても有効です。

・制作物がLPであるならば、PCとSP版でどのようにページ構成を作ればいいのか。
・ライティングから受け取るイメージカラーを伝えてあげる。
・デザイナーに作成してほしい画像イメージを、ネット検索などで検索し添付をしてあげる。
・ABテストなどを考慮した原稿を余分に作成しておく。

などなど。

ここで大事なのは、お客様があなたの評価をしているのは、
何も「ライティングスキル」だけではないのです。

・やり取りの中でうまれるメッセージや会話 →(礼儀・礼節)
・ライティング領域だけでない別領域への配慮 →(全体像の把握)
・納期や一緒にビジネスをする上での仕事の進めやすさ →(行動力・決断力)

これらが単なるスキルよりも重要と言っても過言ではありません。

目の前の「スキル」だけに注力をしてしまっているままだと、
「ただの作ってくれる人」に陥ってしまうので注意が必要です。

大切なのは「この人と一緒にビジネがしたい」といかに思ってもらえるか。なのです。