皆さんはデザインが楽しいと感じたことはありますか?
例えば、学生時代の美術や図工の時間に
絵の具を使うのが好きだった、絵を描く、物を作ることが好きだった。
作ったものを見せたら家族や先生に褒められたことがとても嬉しかった。
などなど、あるかと思います。
デザインをする上で、この「楽しい」、「嬉しい」と思う感情はとても大切です。
デザインとは自分以外の「誰かに伝え、届けるもの」です。
自分以外の誰かがいなければデザインは成り立ちません。
だれかに自分の作ったもので褒めてもらえた、
喜んでもらえた。
という気持ちが、より良いデザインへの一歩に繋がります。
ビジネスでデザインを扱う時も同じです。
・お客さんにデザインを気に入ってもらえた
・好きだといってもらえた
・成果につながり喜んでもらえた
どんなビジネスでもこういったお金や成果ではない、
目に見えない言葉や体験が得られるのです。
当然デザインスキルを上げるには経験、スキル、知識、センスどれも必要です。
ですが、根底に「誰かのために」という想いがなければ、デザインへの成長は見込めません。
デザインへの体験はどんな些細なことでも構いません。
・友達に自分で作ったメッセージカードをすごく喜んでもらえた
・年賀状をオリジナルで作ったら素敵だと反響があった
・facebookの投稿画像を作ったら、作って欲しいと言われた。
なんでも良いのです。
自分が誰かに必要とされている、貢献できている、
と感じること、そこにデザインを扱うことの本当の「価値」が生まれます。
是非、目の前のデザインは誰のために?と考えながら、
またその人の顔を思い浮かべながら作ると、より良いものが作れると思います。
私自身も全てのデザインで誰かのためにと
楽しく、ワクワクしながらデザインできることを目指しています。